【駿府城公園の遊覧船 葵舟】 葵舟便り8月号(2024年度) 徳川家康ゆかりの地、駿府城で歴史に触れる静岡観光 おすすめの見どころスポット、静岡市内の近隣イベントもご紹介
2024年07月30日 更新日:2024年07月30日
本記事は、TOKAIケーブルネットワークが運営している静岡 駿府城の遊覧船葵舟の紹介、2024年8月度の運航スケジュール、各種イベント情報等をお知らせします。葵舟の公式ホームページは下記のバナーからご覧いただけます。
※本記事は2024年7月30日時点での情報です、最新情報とは異なる場合がございますのであらかじめご了承ください。最新の情報は公式ホームページや公式インスタグラムにてご確認ください、この機会に是非SNSのフォローをお願いします。
春風亭昇太さんが解説~駿府城の遊覧船 葵舟とは!?~
静岡市観光親善大使の春風亭昇太です。 さあ、皆さん 江戸幕府を開いた徳川家康公が、大御所政治の拠点にした駿府城、ここに新しいお楽しみスポット【葵舟】ができたんですがご存じでしょうか? 駿府城公園の中の中堀、これを舟に乗って優雅に一周するっていう【葵舟】なんですよ。舟の上から観る巽櫓・坤櫓そんな角度で観たことないでしょ?それ観れるんですよ! 石垣は400年前に家康公時代に積んだ石垣残ってます。そういう石垣にはですね、各大名が積んだ刻印がある石垣もあるんですよ。そこには、船頭さんがピタッと停めてくれて「これがそうです!」と教えてくれますから、見逃すことなく観れるということなんですよね。 春先には桜でしょ、秋には紅葉でしょ、もう水面に映る姿が、まあ綺麗綺麗!舟の上での約40分の旅、静岡の歴史とともに身体いっぱいに浴びてですね、楽しんで頂けるというのは【葵舟】です。 ぜひ皆さん、乗らないと損ですよ。
徳川家康が築城した駿府城、その跡地(駿府城公園)に現存しているお堀を船頭の解説を聞きながら舟で遊覧いただけます。一艘の乗船人数は10名様までです(特別運航の場合は乗員数が異なる場合がございます)。団体でご利用の場合は、お手数ですが事前のご相談をお願いいたします。
※紹介動画内からの変更点 【乗船場所】 現在は北門橋 【運航時間】 現在は約40分 【運航曜日】 季節によっては平日運航有り
8月度の運航スケジュール
運航日 | ダイヤ |
---|---|
8月3日 土曜日 |
【通常運航】
始発9:30
最終17:30
出航間隔30分
※特別運航 夕涼み舟
①16:00~16:40
②16:20~17:00
③16:50~17:30
④17:10~17:50
⑤17:40~18:20
⑥18:00~18:40
⑦18:30~19:10
⑧18:50~19:30
料金:大人2,000円/小人1,000円共に税込
詳細は準備ができましたら公式Instagramにて告知いたします。是非フォローをお願いします。
|
8月4日 日曜日 | |
8月10日 土曜日 | |
8月11日 日曜日山の日 | |
8月12日 月曜日振替休日 | |
8月17日 土曜日※イベント開催の為、貸切予約不可 | |
8月18日 日曜日※イベント開催の為、貸切予約不可 | |
8月23日 金曜日※特別運航 夕涼み舟 | |
8月24日 土曜日 | |
8月25日 日曜日 | |
8月31日 土曜日 |
乗船料金表
大人(中学生以上)1人 | 1,200円(税込) |
---|---|
子供(小学生以下)1人 | 600円(税込) |
幼児(小学生未満) | 大人1名に対し1名無料 |
8月度の葵舟のみどころ
- 非日常を味わう40分間
- 夕涼み舟 ー 葵舟で雅な夏のひとときを。
- 圧巻の坤櫓(ひつじさるやぐら)
非日常を味わう40分間
静岡市の中心部に位置する駿府城公園は、現代の街並みと静岡市民の暮らしにすっかり調和しています。葵舟は、県庁や市民文化会館といった市民の暮らしを支える施設と、かつてこの街に暮らした人々の歴史を伝える駿府城跡とのちょうど狭間の水路を、風に揺られながらゆったりと進みます。
古き良き時代の面影が漂う歴史的建造物が、現代のビルと調和を見せる。葵舟から望む景色は、都会の喧騒から解き放たれた自然の美しさと、人々の暮らしの息吹を同時に感じさせます。静かな時間の中で、歴史の足跡と現代の息づかいが交錯する。そんな非日常の体験を、40分間の舟旅で味わうことができます。
街の喧騒から離れ、新たな視点で街を眺める。ここでしか味わえない贅沢なひとときを、ぜひ体験してください。
夕涼み舟 ー 葵舟で雅な夏のひとときを。
多くの皆様にご好評いただいている夕涼み舟を、今年も開催いたします!夏の夕暮れ時、ドリンク片手にお楽しみいただける夕涼み舟は、普段は運航しない時間帯を含む特別ダイヤでお届けします。
お子様からご年配の方まで、心地よい風に吹かれながら、ゆったりとした時間をお過ごしいただけます。水面に映る夕日が織り成す美しい景色は、静岡市中心部にいるとは思えないほどの穏やかな空間を演出します。日常の喧騒を忘れ、お堀の静寂に包まれながら、心身ともにリフレッシュできる特別な体験をお楽しみください。
ご家族やご友人と、ぜひ特別な夏のひとときをお過ごしください。
日にち | 8/23 |
---|---|
時間 | ①16:00~16:40 ②16:20~17:00 ③16:50~17:30 ④17:10~17:50 ⑤17:40~18:20 ⑥18:00~18:40 ⑦18:30~19:10 ⑧18:50~19:30 |
料金 | 大人2,000円小人1,000円共に税込 |
定員 | 各便8名 |
圧巻の坤櫓(ひつじさるやぐら)
駿府城の坤櫓は、その風格ある建築と戦略的な配置によって、豊かな歴史を物語っています。
駿府城二ノ丸の南西に位置し、坤の名は築城当時の風習に基づいて付けられました。当時、方位を示す際には干支が用いられており、北を子(ね)として時計回りに順番が定められていました。南西の方角は未(ひつじ)と申(さる)の間に位置することから、坤櫓(ひつじさる)という名が与えられたのです。
坤櫓は、その堅固な構造とともに、城の防衛と管理に重要な役割を果たしてきました。その姿は今もなお、訪れる人々に歴史の息吹を感じさせます。
葵舟から見上げる坤櫓は、息を飲む迫力です。ぜひ一度ご体験ください。
2024年8月度の近隣のイベント情報
企画展 走れ! しずてつ 静岡市歴史博物館にて開催
静岡の地域交通を担ってきた静岡鉄道。その歴史は、明治時代に始まり、日本の近代化に伴い発展した静岡を支えてきました。静岡鉄道は、静岡茶を清水港から海外に輸出するため、茶の集積地である安西と清水港を結ぶことを目的として建設されました。 一方静岡及び清水の市街地での人口増加に伴い、次第に旅客輸送の重要性も増しました。1929年に静岡市内線、1933年には、清水市内線の二つの路面電車が新たに開通し、静岡と清水の二都市間を連絡する静岡鉄道が形作られました。 時代の流れの中で、路面電車は姿を消しましたが、静岡鉄道は、今も静岡と清水を結んでいます。静岡鉄道の歩みを通して、特に戦後の高度成長がもたらした人々の暮らしや街の景観が大きく変貌した静岡の歴史を探ります。※基本展示もあわせてご覧いただけます ※20人以上は団体料金あり ※障害者手帳の提示で介助者1人まで無料 ※「一般」以外の方は身分証明証等をお持ちください イベント詳細はコチラ
イベント 概要 イベント名 企画展 走れ! しずてつ 会期 2024年7月6日(土)~9月1日(日) 開館時間 9時~18時(展示室入場は閉館30分前まで) 会場 静岡市歴史博物館 3階 企画展示室 休館日 月曜日(国民の祝日・休日の場合は開館、翌平日休館)※8月13日(火)は臨時開館します 観覧料 一般:750円 高校生・大学生・静岡市内70歳以上:520円 小中学生:180円 未就学児、静岡市内在住・通学の小中学生は無料 引用元:https://scmh.jp/
「珠玉の東京富士美術館コレクション 西洋絵画の400年」 静岡市美術館にて開催
1983年に東京都八王子市に開館した東京富士美術館は、国内外で制作された幅広い時代の絵画・版画・彫刻・写真・陶磁器等を約3万点収蔵しています。 とくにその西洋絵画コレクションは、16世紀のイタリア・ルネサンスから20世紀の近現代美術までを網羅し、国内屈指の充実度を誇ります。本展では同館の所蔵品から選りすぐられた80点余の西洋絵画を展覧します。西洋では伝統的に神話画や宗教画が高尚な絵画ジャンルとして重視されましたが、近代になると斬新な絵画主題の開拓や、造形表現そのものの革新へと画家たちの関心が移っていきました。 モネ、ルノワール、ゴッホ、シャガールといった人気画家のほか、ティントレット、ヴァン・ダイク、クロード・ロランら古典的巨匠(オールド・マスター)の名画を通じて、西洋絵画400年の歴史をご堪能ください。 静岡市美術館
イベント 概要 イベント名 珠玉の東京富士美術館コレクション 西洋絵画の400年 開催期間 2024年7月26日(金)~9月23日(月 祝日) 開館時間 10:00~19:00(展示室への入場は閉館の30分前まで) 休館日 毎週月曜日(ただし祝日の場合は開館、翌火曜日は休館。8月13日(火)は臨時開館) 料金 【一般】 1,400円 20名以上の団体 1,200円 【大高生・70際以上】 1,000円 20名以上の団体 800円 【中学生以下】 無料 ※障がい者手帳等をご持参の方および必要な付添の方原則1名は無料 ※日時指定予約は不要です 主催 静岡市 静岡市美術館 指定管理者(公財)静岡市文化振興財団 静岡新聞社・静岡放送 後援 静岡市教育委員会 静岡県教育委員会 協賛 清水銀行 協力 NTYニット美術センター
ホームページはコチラ
葵舟乗り場へのアクセス
JR静岡駅 | 徒歩15分バス 約15分(北口10番のりば) |
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静岡鉄道 新静岡駅 | 徒歩12分バス 約11分(新静岡駅バスターミナル3番のりば) |
静岡駅周辺の散策にはシェアサイクル(PULCLE パルクル)がおすすめ
「レンタカーを借りるのはちょっと面倒…」「バスや電車の丁度良い時間がない…」「街中を散策しながら観光したい!」そんな方におすすめなのがシェアサイクル PULCLE(パルクル)です。
PULCLE(パルクル)は静岡市を中心にシェアサイクリングが利用できるサービスです。サービスの詳細は下記のPULCLE(パルクル)公式ホームページよりご確認いただけます。
PULCLEホームページはコチラ
駿府城と城下町
徳川家康は、1585年(天正13年 約400年前)天下統一と新しい世の中をつくるという夢の実現ため、駿府城を築城しました。城は三重のお堀に囲まれ、駿府城を中心とした城下町に安倍川の伏流水を水源とする用水路が張りめぐらされ駿府用水として城下のすみずみまで供給されました。
※現代の駿府城と静岡の街並みこの駿府用水は、飲料水としてではなく、城下町の浄化や防火に使われていました。また、上流エリアには寺院や上流武士の武家屋敷などを配置し、下流エリアには水を汚してしまう職業の集団や、農業用地を配置することで、防衛力を強化するだけでなく悪水による公害を防ぐ考えがありました。
駿府城跡地として駿府城公園となった現在でも、豊かな水をたたえたお堀が残されており、貴重な歴史資源として多くの人に親しまれています。
駿府城の現在
外堀
駿府城はもともと三重のお堀に囲まれていました。一番外側のお堀の周辺には静岡県庁・静岡市歴史博物館・静岡市民文化会館など主に公共施設があります。
中堀
中堀で葵舟を運航しています。また、このお堀の内側は駿府城公園として一般開放されております、さまざまなイベントを行ったり、天守閣の発掘調査を行っています。
駿府城公園内
駿府城公園内に、「本丸堀」と呼ばれる一番内側のお堀があります。このお堀から「二ノ丸堀」と呼ばれる真ん中のお堀までをつないでいる「二ノ丸水路」や、晩年の家康像、家康手植えのみかんの木など、見所たっぷりです。
静岡の歴史を紐解こう
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