引っ越し準備は何をすれば良いの? スケジュールやチェックリストを紹介

2025年05月09日 更新日:2025年05月09日

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目次

進学や就職、結婚などのライフステージの変化を迎えるタイミングで、引っ越しを検討する方もいるでしょう。引っ越しをする際は、新居を探す以外にも、旧居の退去手続きやライフライン関連の手続きなど、さまざまな準備が必要です。

本記事では、引っ越しの準備から新生活のスタートまでのスケジュールを詳しく紹介します。スムーズに引っ越しができるよう、流れをしっかりと理解しておきましょう。

引っ越しの基本的な手順

引っ越しの基本的な手順は以下の通りです。

  1. 新居を決める
  2. 引っ越し業者を予約する
  3. 物件の解約手続き
  4. ライフラインの手続きについて確認
  5. 引っ越し作業
  6. 住所変更の手続き

1.新居を決める

引っ越しを決めたら、まずは新居を選びましょう。どんな街に住みたいのか、どんな物件に住みたいのかを考え、情報を収集していきます。ある程度候補が絞れたら、不動産会社に相談して新居の下見をしましょう。

街を選ぶ際は、駅が近い、車通りが少ない、スーパーや病院が近い、学校が近いなど、譲れないポイントを整理してから選んでいくと、スムーズに決まりやすいでしょう。

物件は、家賃や間取り、設備の充実度などが自身の希望にマッチするかどうかを軸に選びます。エレベーターの有無や部屋のドアのサイズ、周辺の道路の幅などもチェックし、引っ越し時に荷物が搬入しやすいかどうかも確認してください。また物件の周辺の雰囲気は、時間帯により変わる場合があります。そのため下見の際は、朝昼晩と時間帯を変えて見に行くのがおすすめです。

物件が決まったら、不動産会社と契約を結びます。

2.引っ越し業者を予約する 

新居が決まったら、次に引っ越し業者を予約しましょう。引っ越し業者はさまざまな選択肢がありますが、価格やサービス内容、口コミなどを参考にして決めていきます。自分が引っ越したい日に、引っ越し作業ができるかどうかも大切なポイントです。

自分に合った引っ越し業者を見つけるために、少し手間はかかりますが複数の引っ越し業者へ見積もりを依頼して比較しましょう。費用やサービス内容などを比較検討した上で、信頼できる業者を選ぶのがおすすめです。

3.物件の解約手続き

引っ越し業者と日程が決まったら、今住んでいる物件の解約手続きを速やかに行いましょう。一般的には入居する際に交わした賃貸借契約書において、解約の申し入れ期限が定められているため、その内容に基づいて申し出てください。多くの場合は1カ月前までと設定されています。

不明点があれば、契約した不動産会社に問い合わせてみましょう。

4.ライフラインの手続きについて確認

引っ越した後にすぐ生活できるように、電気やガス、水道、インターネットなどのライフラインについて、旧居の解約方法と新居での開始手続き方法を確認しましょう。引っ越し当日に電気が使えないと、外が暗くなったら作業できなくなってしまいます。またガスや水道の手続きをしておかないと、水やお湯が使えなくなり不便です。インターネットについては、新居でも旧居と同じ契約内容で利用できるとは限りません。現在契約中の会社に問い合わせて確認してください。

5.引っ越し作業

引っ越し当日には、業者と協力して引っ越し作業を行います。前日までに荷造りを済ませておきましょう。荷造りから業者に任せられるプランであれば、新居のどこに何を配置するのかを決めておくと、搬出入がスムーズに進みます。

荷物を全て搬出したあと、室内をきれいに清掃しておくとその分敷金が多く返還されることもあるので、できるだけ入居前の状態に戻しておくことをおすすめします。ただし、契約によっては敷金が返還されない場合もあるので、詳細は賃貸借契約書を確認してください。

6.住所変更の手続き

無事に引っ越しが終わったら、住所変更の手続きを行います。転居後2週間以内に、転入・転出届を役所に提出することが必要です。同じ市区町村内での引っ越しであれば、転居届を提出します。その後、運転免許証や銀行の住所変更、郵便の転送届などを行います。

お子さまがいるご家庭であれば、転園・転校の手続きも忘れないようにしましょう。役所でしかもらえない書類が必要なこともあるので、住所変更のタイミングで一緒にできることは何かを確認しておくと、手続きをスムーズに進められます。

引っ越し準備はいつから始める?

このように、引っ越しの際はさまざまな作業が必要です。では、引っ越し当日をスムーズに迎えるためには、引っ越し準備はいつ頃から始めるのが良いのでしょうか。

遅くとも1カ月前までに始めるのがおすすめ

余裕を持った準備をするためにも、引っ越し準備は遅くとも1カ月前までには始めておきましょう。

通常の生活を送りながら、荷造りや手続きなどを行わなければならないため、引っ越しの準備は想像以上に大変です。引っ越し当日までに荷造りができていないと、追加料金が発生したり、最悪の場合はその日に引っ越しができなくなったりする可能性もあります。

その日に引っ越しができなかった場合は、引っ越し業者が空いている日程を待たなければなりません。新居の手続きなどにも影響が及ぶでしょう。

引っ越しを避けた方が良い時期とは?

引っ越しは、できるだけ繁忙期である3月を避けることをおすすめします。転勤など仕事上どうしても都合がつかない場合は仕方がありませんが、そうでない場合は時期を再検討するのもおすすめです。

3月は進学や就職、転勤、異動を控える時期なので、引っ越しをする方が一気に増えます。そのため、引っ越し料金が跳ね上がり、希望の日程で引っ越しできる可能性が低くなるでしょう。

また、4月始まりで賃貸契約を結んでいる方は、契約を更新せず、4月から新しい物件に引っ越そうと考えている方も少なくありません。

引っ越しの日程を早めに決められるのであれば、数カ月前に予約しておくと安心です。また、繁忙期から1週間程度ずらすだけでも、料金を抑えられたり、希望日時に予約できたりするので、引っ越し業者と相談してみてください。

繁忙期に引っ越しする際の注意点

どうしても繁忙期に引っ越しをしなければならない場合は、今から紹介する注意点を押さえておきましょう。

予約が取りにくい

繁忙期である3月は特に、引っ越し業者の予約が取りにくくなります。そのため、希望日時での引っ越しはまずできないと思っておくと良いでしょう。できれば、3月であればいつでも良いぐらいの余裕を持たせておくのがベターです。

一般的には、引っ越しの1カ月前に予約をしても間に合うといわれていますが、繁忙期であればそれでは間に合いません。引っ越しが決まった時点で、速やかに予約しておくのをおすすめします。

料金が高くなりやすい

繁忙期で人手不足になると、引っ越し業者はアルバイトなどの人員確保や追加車両の手配などをしなければならないため、通常よりもコストがかかります。

そのコストを引っ越し料金に上乗せされるので、繁忙期は他の月よりも引っ越し料金は上がると考えてください。そのため、予算が限られている場合は、繁忙期以外の引っ越しをおすすめします。

価格交渉が難しい

新居の家賃や引っ越し料金などは、時期によっては交渉次第で少し安くなる場合がありますが、繁忙期であればそれは難しくなるでしょう。値段交渉は、どうしても住んでほしい、利用してほしいという相手側の気持ちが反映されてできることなので、その気持ちが少ない繁忙期は交渉ができないことが多いです。

繁忙期が終わった5~6月頃であれば、引っ越し作業費や家賃、礼金、敷金など、引っ越しにかかる費用が抑えられる可能性があります。引っ越しの予算があまり多く取れない方は、少し時期をずらしての引っ越しを検討してみてください。

【時系列順】引っ越し準備で必要なことリスト

ここからは、引っ越しの際の必要事項を、準備期間ごとに分けて解説します。

引っ越し検討中の必要事項

引っ越しを検討する段階で必要なことは、主に以下の3点です。

  1. インターネットなどで物件・地域についてリサーチする
  2. 不動産会社に行き、新居を決める
  3. 引っ越し業者への見積もり依頼をする

前述した通り、街や物件に求めるさまざまな条件を基に、新居を決めます。悩む場合は、不動産会社に相談すると良いでしょう。

また、引っ越しをすると決めているのであれば、併せて引っ越し業者の見積もりも取得しておきましょう。大体の費用を把握できると、引っ越し予算の計画が立てやすくなります。

引っ越しを決めた際の必要事項

引っ越しの日程が決まった際に、できるだけ早く行っておきたい7つの必要事項を以下にまとめました。

  1. 旧居や駐車場の解約手続き
  2.  新居でのインターネット契約の手続き
  3. 粗大ごみの収集依頼・不用品の処分
  4. 子どもの転園・転校手続き
  5. 火災保険の住所変更手続き
  6. 梱包資材の依頼
  7. 使わない物から荷造り

01 旧居や駐車場の解約手続き

家賃や駐車場の契約は月ごとの支払いがほとんどで、日割り計算してくれるケースは少ないです。1日でも月をまたいでしまうと、翌月分の費用を支払わなければいけなくなる場合があるため、早めに解約の手続きをしておきましょう。

02 新居でのインターネット契約の手続き

インターネットは、契約してから利用開始できるようになるまでに1~2カ月かかる場合もあるので、引っ越しの日程が決まればすぐに手続きしておくことをおすすめします。

TOKAIケーブルネットワークで契約されている場合は、0120-696-942(受付時間:9:30~18:00 年中無休)までご連絡ください。

03 粗大ごみの収集依頼・不用品の処分

引っ越し準備をしていく中で、家電や家具などの粗大ごみは多く発生します。お住まいの地域によっては事前の収集依頼が必要なため、処分する日程を決めて連絡しておきましょう。まだ使えそうな物は譲ったり、売ったりすることも選択肢に入れてみてください。

04 子どもの転園・転校手続きの確認

子どもが通っている学校を変えなければいけない場合は、転園・転校の手続きが必要です。手続きで必要な書類などは自治体や学校によって異なるので、引っ越しが決まったら早めに確認しておきましょう。

05 火災保険の住所変更手続き

火災保険は家ごとに契約しなければならないため、旧居での火災保険の解約と新居での火災保険の契約が必要です。引っ越し当日から火災保険が適用されるよう、早めに準備しておきましょう。

06 梱包資材の依頼

段ボールの底面に入れたり、割れ物を包んだりする緩衝材は、引っ越し業者からもらえる可能性があります。しかし、荷物が多い方は足りない可能性もあるので、心配な方はホームセンターなどで購入しておきましょう。

07 使わない物から荷造り

荷造りのコツは、使わない物からしまうことです。季節物の洋服や特定のタイミングでしか使わない物、アルバムなど今の時期には必要ない物からしまえば、荷造りした後に困らないでしょう。

引っ越し2週間前の必要事項

続いて、引っ越し2週間前までに必要なことを以下にまとめましたので、チェックしてみてください。

  1. 役所での各種手続き
  2. 郵便物の転送手続き
  3. 電気・水道・ガスの解約・新規契約手続き
  4. 定期宅配サービスの住所変更・解約
  5. NHKの住所変更または新規契約
  6. 衛星放送・ケーブルテレビの契約
  7. 新居レイアウト構想・荷造り

01 役所での各種手続き

旧居のある市区町村の役所で行う手続きは、「転出届の提出」「国民健康保険の資格喪失手続き」「福祉・介護・手当の転出手続き」「飼い犬の登録」「公立幼稚園保育園の転園」「公立小中学校の転校」です。これらは同じタイミングで行えます。

「転出届」は引っ越し日の14日前から受け付けています。同じ市区町村内に引っ越す場合は「転出届」ではなく「転居届」の提出が必要です。

02 郵便物の転送手続き

旧居に届く郵便物を新居に届けてもらえるように、転送手続きを行います。手続きは郵便局の窓口もしくは郵便局のホームページで申し込み可能です。

転送サービス開始まで3~7営業日ほどかかるので、開始希望日の10日前までには手続きを行いましょう。家族で住んでいる場合、家族全員分の手続きが必要なので、忘れないようにしてください。

03 電気・水道・ガスの解約・新規契約手続き

旧居での電気・水道・ガスの使用中止を連絡します。ガスは閉栓時の立ち合いは必要ありませんが、新居での開栓には立ち合いが必要です。3月の繁忙期は希望通りに予約が入れられないこともあるので、早めに連絡しておきましょう。

04 定期宅配サービスの住所変更・解約

食料品や新聞、サブスクリプションなど定期購入しているサービスがある場合は、住所変更もしくは解約の手続きをしておきましょう。変更に時間がかかることもあるので、引っ越し2週間前までに手続きしておくと安心です。

05 NHKの住所変更または新規契約

家族全員で引っ越す場合は住所変更、家族の誰か一人が引っ越す場合は新規契約が必要です。詳しい変更方法や契約方法などは、NHKのホームページで確認してみてください。

06 衛星放送・ケーブルテレビの契約

新居でも続けて視聴する場合は住所変更、解約する場合は解約手続きを行いましょう。契約書や公式Webサイトなどに、詳しい変更手続きの方法が掲載されているので確認してみてください。

07 新居レイアウト構想・荷造り

新居でスムーズに部屋作りができるように、レイアウトをイメージするのも大切です。荷物を置く部屋ごとに段ボールに詰めておけば、荷ほどきも簡単に行えるでしょう。

引っ越し前日の必要事項

引っ越し前日にしなければいけないことを、以下にまとめました。

  1. 洗濯機の水抜き、冷蔵庫内の処分、梱包、清掃
  2. 家電の配線の取り外し
  3.  旧居の清掃・ごみ出し
  4. 新居の掃除・カーテンの設置など引っ越し荷物が届く前にできる作業
  5. 近隣へのあいさつ(旧居)
  6. 貴重品、手回り品の準備

01 洗濯機の水抜き、冷蔵庫内の処分、梱包、清掃

洗濯機は、当日の洗濯物が済んだら、中の水を抜いて電源を切っておきましょう。冷蔵庫に残った食材はできるだけ食べ切り、残った物はクーラーボックスに入れて保管しましょう。

梱包は引っ越し業者が行ってくれますが、洗濯機や冷蔵庫の掃除をしておくと、新居で気持ちよく使えるのでおすすめです。

02 家電の配線の取り外し

テレビやゲーム機などの配線は似ているので、一度外してしまうとどれがどの配線か分かりにくくなります。ガムテープなどで貼り付けておくか、袋に入れて何の配線か書いておくと良いでしょう.

03 旧居の清掃・ごみ出し

荷造りが終わったら、旧居の掃除やごみ出しをしましょう。前述した通り、きれいにしておくことで敷金が返却される場合もあるので、丁寧に掃除してください。

04 新居の掃除・カーテンの設置など引っ越し荷物が届く前にできる作業

新居に荷物を搬入した後では家電などを動かすことが難しいので、新居の掃除は荷物搬入前に行っておきましょう。カーテンを付ける、掃除がしにくい部分にマスキングテープを貼るなど、引っ越し前日にできることは事前にしておくと後が楽になります。

05 近隣へのあいさつ(旧居)

引っ越しにはエレベーターを使ったり、廊下をふさいだりと近隣の方に迷惑をかけることもあります。前日にあいさつをしておくことで、気持ちよく引っ越しができるはずです。今までお世話になったお礼も併せて伝えるのも良いでしょう。

06 貴重品、手回り品の準備

印鑑や通帳、貴金属など引っ越し業者には預けられない物は、自分でまとめておきましょう。引っ越し当日に自分で持ち運ぶことになるので、忘れない場所に置いておきます。

引っ越し当日の必要事項

最後に引っ越し当日に必要なことを、「旧居ですること」「新居ですること」の2つに分けて解説します。

旧居での作業

  •  直前まで使っていた物の荷造り
  • 引っ越し担当者への指示
  • 忘れ物の確認
  • 電気・ガスの利用停止(立ち会い)
  • 退去確認・鍵の返却

引っ越し当日までに使っていた物があれば、忘れずにまとめておきましょう。はさみやガムテープなどは、意外と忘れがちなので注意してください。

また、新居での荷物搬入は、引っ越し業者だけでは行えません。誰か一人は新居で待機しておき、荷物の置き場などを指示しましょう。旧居に残る人は、忘れ物の確認や電気・ガスの利用停止の立ち合い、退去確認、鍵の返却を行ってください。

新居での作業

  • 近隣・大家へのあいさつ
  • 引っ越し担当者への指示・搬入荷物の確認
  • ガスなどの使用開始手続き(立ち会い)
  • 荷ほどき・整理整頓

新居では、今からお世話になる近隣の方や大家さんへのあいさつを行います。併せて荷物の搬入で騒がしくなる場合があることを伝えておくと良いでしょう。そしてどの部屋に何を置くかなどの指示や搬入荷物の確認などをして、ガスの開栓手続きの立ち合いを行います。その後は、旧居にいる家族の到着を待ちつつ、荷ほどきや整理整頓を始めましょう。

引っ越し後2週間以内の必要事項

無事に引っ越しが終わったら、2週間以内に以下の手続きを実施しましょう。引っ越しでバタバタしていると忘れてしまうこともあるので、メモなどに残しておくことをおすすめします。

  • 役所での各種手続き
  • 運転免許証の住所変更
  • 転校・転園手続き
  • 勤務先、携帯電話会社、銀行・保険、クレジットカードなどの住所変更

新居のある市区町村の役所で行う手続きは、引っ越し後2週間以内に行う必要があるものが多いです。役所で必要な手続きを下記にまとめましたので、参考にしてください。

  • 転入届または転居届の提出
  • マイナンバーの住所変更
  • 国民健康保険の加入手続き
  • 印鑑登録
  • 児童手当の受給事由消滅届と転入手続き
  • 福祉手当、医療制度の住所変更
  • 自動車・原付自転車の登録変更
  • 自動車保管場所証明手続き

運転免許証の住所変更は、最寄りの警察署もしくは運転免許試験場などで申請できます。新居の住所が書かれた証明書(住民票など)が必要なので、役所での手続きを終えてから行うと良いでしょう。なお、2025年3月24日以降にマイナ免許証を発行した場合は、事前に警察署で署名用電子証明書と免許情報を紐付け、マイナポータルとの連携手続きを行っておけば、警察署などに赴くことなく住所を変更できます。

転園・転校の手続きは、通っていた学校とこれから通う学校に必要書類などを確認してから行います。ただし高校の場合は、編入試験を受けて転校するのが一般的です。

その他携帯電話やクレジットカードの住所変更は、契約先のWebサイトで行えることが多いので、チェックしてみてください。

引っ越し後2週間以降の必要事項

引っ越し後2週間以降の必要事項は、以下の通りです。これらは引っ越し後のさまざまな手続きや荷解きが落ち着いた後でもできるので、慌てずに行いましょう。

  • 梱包資材の返却
  • パスポートの住所変更(氏名・本籍が変わる場合)

引っ越し業者によっては、梱包資材として使用した段ボールや緩衝材などを持ち帰ってくれるところもあります。自分で処分しても構いませんが手間になるので、返却が可能であれば返却するのがおすすめです。

パスポートの住所変更は、名前や本籍が変わっていない場合は、変更手続きは必要ありません。

新居や旧居の掃除に役立つグッズ8選

前述した通り、新居や旧居を掃除することは重要です。新居や旧居の掃除に役立つグッズは数多くありますが、今回は以下の8個を使い方と共に紹介します。必要になりそうな物は、事前に用意しておくと良いでしょう。

掃除に役立つグッズ 利用シーン・効果
マスキングテープ 凹凸や溝がたくさんある部分は、マスキングテープを貼っておけば剥がすだけで掃除できます。また防虫機能付きの物は、窓のサッシなど外に面している部分に使うと効果的です。
防カビ剤 容器に水を入れるだけでカビの発生を防止できる製品を活用すると、簡単にカビ対策ができます。新居のお風呂で使用すると良いでしょう。
ワイパー 床を拭くのに便利なワイパーは、使い捨てシートを使える物がおすすめです。毎回洗わずに済むので、効率的に掃除が進められます。
シール剥がし剤 壁に付いたシールをきれいに取ってくれるシール剥がし剤は、子どもがいる家庭には必須アイテムです。壁が汚いと張り替え費用を請求される場合があるので、できるだけきれいに剥がしておきましょう。
各種保護シート 保護シートを食器棚や靴箱などに事前に敷いておくと、掃除がしやすくなります。また滑り止め効果もあるので、地震発生時に棚の中で物が動くのを防げます。
隙間ガード IHクッキングヒーターやトイレの隙間は、汚れが入り込むと掃除がしにくい場所の一つです。隙間ガードでふさいでおけば、汚れにくくなり、掃除がしやすくなります。
フィルター(カバー) コンロの油汚れをためないために、使い捨てのアルミフィルターを付けるのもおすすめです。

新居で快適に暮らすためのポイント

新居で快適に暮らすためには、「引っ越し前に不用品を処分しておく」「害虫対策をする」という2つのポイントが大切です。ここからは2つのポイントを一つずつ解説していきます。

引っ越し前に不用品を処分しておく

引っ越しをすると決まったら、荷造りをする前に使わなくなった不用品は少しずつ処分していきましょう。引っ越しは断捨離を進めるチャンスともいわれており、荷物を減らしてすっきりとした暮らしをしたい方は、ぜひこの機会に不用品を見つけてみてください。

不用品の処分方法は、捨てる以外にも、売る、譲る、回収業者に依頼するなどの選択肢があります。保存状態によっては、売却すれば思わぬ臨時収入が得られるかもしれません。

害虫対策をする

防虫剤を網戸や換気口フィルターに貼り付けたり、玄関先にゴキブリ対策のアイテムを置いたりしておくと、家の中に害虫が入りにくくなります。

またエアコンのホースからゴキブリが入ってくることがあります。ホースに付けるキャップが市販されていますが、キャップの掃除を定期的にしないと、排水がうまくできなくなり、ホース自体が詰まる可能性があるので注意してください。エアコンホースが地面に付かない程度まで持ち上げておくだけでも、害虫対策になります。

引っ越し費用を抑えるためのコツ

引っ越し費用を抑えるコツは、複数の引っ越し業者を比較することや、引っ越し関連の手当や補助金をチェックすることです。一つずつ詳しく解説していきます。

複数の引っ越し業者を比較する

急に引っ越しが決まったり、繁忙期の3月に引っ越しすることになったりすると、引っ越し業者も慌てて決めてしまいがちですが、引っ越し費用をできるだけ抑えたいのであれば、最低でも3社の見積もりを比較しましょう。

その際に注意したいのが、サービスの質です。安いだけで依頼してみると、大切な荷物が壊されていたり、届かなかったりといった事態にもなりかねません。口コミサイトなどを活用して、引っ越し業者の評判を確認しましょう。

引っ越し関連の手当や補助金をチェックする

お住まいの地域によっては、引っ越し関連の手当や補助金がもらえるケースもあります。特に新婚世帯や子育て世帯、ひとり親世帯などはもらえる可能性が高いので、役所のWebサイトなどで確認してみてください。

また、会社員であれば、住宅手当として引っ越し費用の一部を会社が補助してくれる場合があります。詳しくは総務部門や人事部門などに確認しましょう。

引っ越し準備ではインターネット契約の手続きも忘れないようにしましょう

引っ越しは日程を決めた日から当日、引っ越し後まで何かと行わなければいけないことが多く、抜け漏れが出やすいでしょう。そんな中でもつい忘れがちなのが、インターネット契約やテレビ、電話回線関連の手続きです。

引っ越しを機に、インターネットや電話の利用料を見直したい場合は、TOKAIケーブルネットワークのおトクなプランへの乗り換えを検討するのもおすすめです。TOKAIケーブルネットワークでは、インターネットだけでなくテレビ(4K・8K・地デジ・BS・CS放送)やIP固定電話にも対応しており、静岡県内のさまざまなエリアでサービスを提供しています。引っ越しの際は、ぜひご相談ください。

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