IPv6の接続状況はどうやって確認する?便利なサイトから原因・対処法まで!

2022年05月24日 更新日:2024年02月27日

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「IPv6に接続したけど思っていたよりスピードが出ない」「本当にIPv6で接続できているの?」と思ったら、PCの設定と判定サイトを使ってチェックしてみましょう。本記事では、IPv6接続を確認する方法をわかりやすく解説します。

IPv6で接続しているはずなのにインターネットの通信速度が遅いと感じたら、IPv4での接続になっている可能性があります。また、IPv6での接続には、PCなどご自身の端末や、ルーターなどの接続機器もIPv6に対応している必要があります。

まずは、現在の接続環境を確認してみましょう。本記事でご紹介する方法で、簡単にIPv6での接続環境が整っているかどうかを確認できます。ぜひ、記事を読みながら実際にお試しください。

IPv6の確認方法

IPv6接続を利用するには、PCなどの端末とインターネット通信環境のどちらもIPv6接続に対応している必要があります。ここでは、PCを確認する方法と接続サイトで確認する方法について説明します。

端末がIPv6接続に対応しているにも関わらず、接続サイトの確認でNGだった場合は、接続環境に問題があると推測できます。

パソコンから確認する方法

Windows11の場合、モニタの左下にある「Windows」マークを右クリックし「設定」を選択します。「ネットワークとインターネット」「ハードウェアと接続のプロパティを表示する」を順にクリックしてください。

表示される「IPv6アドレス」の項目に文字列が表示されていれば、PCがIPv6接続可能であることがわかります。

Mac(OS X10.7~)の場合、「アップルメニュー」から「システム環境設定」「ネットワーク」を順にクリックしていきます。次に、「ネットワーク環境」にある「自動」「有効になっている接続」を順にクリックしてください。

以上の操作でIPv6アドレスが表示されたら、IPv6接続が可能であることがわかります。

サイトで確認する方法

PCやMacがIPv6での接続が可能な状態でも、回線などの通信環境がIPv6に対応していなければ、IPv6での接続はできません。本章で紹介するサイトに接続することで、現在の通信環境がIPv6に対応しているかどうかをチェックできます。

確認くん Pro

「確認くん Pro」のサイトに接続すると、すぐにインターネット環境の詳細が表示されます。接続方法を調べるには、「プロバイダ(ホスト名)」に表示されている文字列のチェックが必要です。

IPv4での接続なら、「プロバイダ(ホスト名)」が、すぐ左に表示されている「IPアドレス」と「プロバイダを表す文字列」の組み合わせだけで表示されます。

IPv6での接続なら、「IPアドレス」と「プロバイダを表す文字列」の間に「ipoe.ipoe.」という文字列が表示されます。「プロバイダ(ホスト名)」に表示されている文字列に「ipoe.ipoe.」を見つけられたら、現在IPv6で接続していることになります。

IPv6接続テスト

手軽にテストでき、結果がわかりやすいことで人気が高いサイトが「IPv6接続テスト」です。接続するだけでテストが始まり、すぐに結果が表示されます。

IPv6で接続できている場合、IPv4アドレスだけでなく、IPv6アドレスも表示されます。下部に10点満点で表示される「あなたの事前対応点」も、満点か、それに近いスコアになります。IPv6に接続できていない場合は、IPv4アドレスのみの表示となり、スコアも低くなります。

オープンサーキット 接続チェックページ

判定を行うには「JavaScript」が有効になっている必要がありますが、このサイトも接続するだけでIPv6が使えているかどうかがわかります。

このサービスを提供している「オープンサーキット」は、1999年の創業以来、一定の評価を得ているプロバイダです。確かな企業だけに、安心して接続チェックを行うことができるでしょう。

IPv4とIPv6のどちらで接続しているかがほぼ瞬時に判定され、IPv6で接続できている場合は、上部に「IPv6でアクセス中です」と表示されます。IPv4でしか接続できていない場合は、「IPv4でアクセス中です」としか表示されません。

IPv6オプション:BIGLOBE会員サポート

「IPv6オプション」は、もともとBIGLOBEの契約者向けのサービスですが、他のプロバイダの契約者も利用できます。サイトへの接続後、上部に「現在の接続環境はIPv6」もしくは「現在の接続環境はIPv4」のいずれかが表示されます。

非常にわかりやすいサイトで、BIGLOBEで光回線を利用している方なら、サイト下部からIPv6接続の申込みもできます。

IPv6接続確認ページ|SoftBank

「IPv6接続確認ページ」はソフトバンクが提供する「SoftBank 光」利用者向けのサービスですが、他のプロバイダと契約している方でも利用できます。サイトに接続するとすぐにIPv6かIPv4かが表示されます。

表示される「ACCESS via ~ internet」を和訳すると「~を経由してインターネットに接続」となります。

IPv6アドレス対応について | So-net

So-netが提供しているサービスです。サイトへの接続で、IPv6で接続できているかが瞬時に判定されます。

So-netはソニーグループに属するプロバイダで、25年もの歴史を持っています。このサービスもSo-netの契約者向けのものですが、他のプロバイダのユーザーでも利用可能です。

v6v4.net/

「日本ネットワークイネーブラー株式会社(JPNE)」による、接続判定サービスです。サイトへの接続でIPv4とIPv6のどちらを利用しているかが表示されます。

あわせて「v6プラス」への対応についてもチェックもできますが、v6プラスは、サイトの運営者である「JPNE」が、各プロバイダに提供しているIPv6での接続方式です。

v6プラスは、日本でもっとも普及している接続方式ですが、IPv6の接続方式は他にもあります。

それぞれのプロバイダがIPv6での接続ができるよう、IPv4 over IPv6を提供しています。現在使っている回線がIPv4 over IPv6かどうかを確認するには、以下のページを参照してください。

Pv4 over IPv6について詳しく確認する

IPv6の接続状況の確認まとめ

PCの確認と判定サイトでの確認の両方を行うことで、IPv6での接続ができていない原因が明らかになります。

PCの設定に問題がある場合は、まずはそこから改善が必要です。PCの設定が問題ないにも関わらず判定サイトでNGが出たら、接続機器や回線がIPv6に対応できていないということです。

まずはPCの設定を確認し、判定サイトを活用して現在の通信環境を調べてみましょう。