【葵舟便り6月号】静岡の歴史を彩る葵舟 徳川家康ゆかりの観光スポット

2024年06月01日 更新日:2024年07月02日

葵舟

目次
駿府城の遊覧船 葵舟 巽櫓(たつみやぐら)

本記事は、TOKAIケーブルネットワークが運営している静岡 駿府城の遊覧船葵舟の紹介、2024年6月度の運航スケジュール、各種イベント情報等をお知らせします。葵舟の公式ホームページは下記のバナーからご覧いただけます。

※本記事は2024年5月31日時点での情報です、最新情報とは異なる場合がございますのであらかじめご了承ください。最新の情報は公式ホームページや公式インスタグラムにてご確認ください、この機会に是非SNSのフォローをお願いします。

春風亭昇太さんが解説~駿府城の遊覧船 葵舟とは!?~

春風亭昇太さんコメント

静岡市観光親善大使の春風亭昇太です。 さあ、皆さん 江戸幕府を開いた徳川家康公が、大御所政治の拠点にした駿府城、ここに新しいお楽しみスポット【葵舟】ができたんですがご存じでしょうか? 駿府城公園の中の中堀、これを舟に乗って優雅に一周するっていう【葵舟】なんですよ。舟の上から観る巽櫓・坤櫓そんな角度で観たことないでしょ?それ観れるんですよ! 石垣は400年前に家康公時代に積んだ石垣残ってます。そういう石垣にはですね、各大名が積んだ刻印がある石垣もあるんですよ。そこには、船頭さんがピタッと停めてくれて「これがそうです!」と教えてくれますから、見逃すことなく観れるということなんですよね。 春先には桜でしょ、秋には紅葉でしょ、もう水面に映る姿が、まあ綺麗綺麗!舟の上での約40分の旅、静岡の歴史とともに身体いっぱいに浴びてですね、楽しんで頂けるというのは【葵舟】です。 ぜひ皆さん、乗らないと損ですよ。

徳川家康が築城した駿府城、その跡地(駿府城公園)に現存しているお堀を船頭の解説を聞きながら舟で遊覧いただけます。一艘の乗船人数は10名様までです(特別運航の場合は乗員数が異なる場合がございます)。団体でご利用の場合は、お手数ですが事前のご相談をお願いいたします。

※紹介動画内からの変更点 【乗船場所】 現在は北門橋 【運航時間】 現在は約40分 【運航曜日】 季節によっては平日運航有り

6月度の運航スケジュール

運航日 ダイヤ
6月1日 土曜日 【通常運航】 始発9:30 最終16:30 出航間隔30分
※特別運航 おでんやお舟の運航時間 ①16:00~16:40 ②16:20~17:00 ③16:50~17:30 ④17:10~17:50 ⑤17:40~18:20 ⑥18:00~18:40 ⑦18:30~19:10 ⑧18:50~19:30 詳細は公式Instagramからご確認ください。
6月2日 日曜日
6月8日 土曜日
6月9日 日曜日
6月15日 土曜日
6月16日 日曜日
6月21日 金曜日
※特別運航 事前予約制 おでんやお舟
6月22日 土曜日
6月23日 日曜日
6月29日 土曜日
6月30日 日曜日
■悪天候に伴う欠航、または特別な貸切舟などにより運航スケジュールが変更となる場合がございます。予めご了承下さい。

乗船料金表

大人(中学生以上)1人 通常価格1,200円(税込) → 割引価格1,000円(税込)で乗船できます
子供(小学生以下)1人 通常価格 600円 → 割引価格500円(税込)で乗船できます
幼児(小学生未満) 大人1名に対し1名無料
※特別運航時の料金は上記価格とは異なります。

6月度の葵舟のみどころ

  • 非日常を味わう40分間
  • 大好評企画舟!おでんやお舟!
  • 北門橋

非日常を味わう40分間

駿府城の遊覧船 葵舟と桜

静岡市の中心部に位置する駿府城公園は、現代の街並みと静岡市民の暮らしにすっかり調和しています。葵舟は、県庁や市民文化会館といった市民の暮らしを支える施設と、かつてこの街に暮らした人々の歴史を伝える駿府城跡とのちょうど狭間の水路を、風に揺られながらゆったりと進みます。

古き良き時代の面影が漂う歴史的建造物が、現代のビルと調和を見せる。葵舟から望む景色は、都会の喧騒から解き放たれた自然の美しさと、人々の暮らしの息吹を同時に感じさせます。静かな時間の中で、歴史の足跡と現代の息づかいが交錯する。そんな非日常の体験を、40分間の舟旅で味わうことができます。

街の喧騒から離れ、新たな視点で街を眺める。ここでしか味わえない贅沢なひとときを、ぜひ体験してください。

大好評企画舟!おでんやお舟!

駿府城公園おばちゃん×葵舟 おでんやお舟 2024年6月21日(金) 駿府城公園 北門葵舟乗場 おでんやがなんとお舟に!おでんをお供に駿府城を遊覧! 「おでんやおばちゃん」名物の「しぞーかおでん」を舟の上でご堪能ください! 事前予約制 ご予約はこちらまで0120-152-881 受付時間9:30-18:00

駿府城公園内の憩いの場「おでんやおばちゃん」と葵舟が贈る至福のひととき。こちらのコラボ企画は、毎回多くのお客様から絶賛をいただいています。

「おでんやお舟」は、お飲み物2つとおでんがセットになった特別なプランで、葵舟の上でおでんをつまみながらお酒を楽しむ贅沢な体験が味わえます。風にそよぐ舟の上で、ほっこり温まるおでんと、心地よい酔いを感じながら、素晴らしい景色を眺める40分間です。

「おでんやお舟」は、おひとりさまでのご参加はもちろん、友人や家族との特別な集まりや、大切な人とのデートにも最適!ソフトドリンクの用意もしていますので、お子様も一緒にご参加いただけます。普段の宴席とは一味違う、特別なひとときをお過ごしいただけます。

特別運航 おでんやお舟料金
大人(中学生以上)1人 6/14までのご予約で2,000円(税込) 6/15以降のご予約で2,500円(税込) 当日は空きがあれば2,500円(税込)
子供(小学生以下)1人 1,000円(税込)

北門橋

駿府城の遊覧船 葵舟 北門橋

葵舟の舟旅のなかでも、最も冒険心がくすぐられるのがこの北門橋です。コースの終盤、葵舟の屋根が低くなり、北門橋に触れてしまいそうな距離で橋の下を通過します。舟が橋の下を通り抜ける間、大人でも心が躍ること間違いなし!子供のころのようなわくわくした気持ちを味わうことができます。

2024年6月度の近隣のイベント情報

今川義元〜偉大なる駿河の太守〜 静岡市歴史博物館

「海道一の弓取り」と名高い今川義元は、ここ静岡を基盤にその勢力を拡大し、全国でも屈指の戦国大名に成長するとともに今川氏の全盛期を確立しました。義元が手掛けた様々な政策や事業の根底には、時の運、確固たる地盤、優秀な家臣たちの支えがありました。義元が静岡の地で得た「天・地・人」をひもとき、その功績を濃密に紹介します。静岡の博物館ならではの「義元」展を目指します。
今川義元 偉大なる駿河の大守 駿河に「海道一の弓取り」がいた時代 2024.4.27土~6.9日 今川義元木像(複製/原資料は臨済寺所蔵)
イベント名 今川義元〜偉大なる駿河の太守〜
会期 2024年4月27日(土)~6月9日(日)
開館時間 9時~18時(展示室入場は閉館30分前まで)
会場 静岡市歴史博物館 3階 企画展示室
休館日 月曜日(月曜日が祝日の場合は開館、翌平日休館)※4月30日(火)は臨時開館します
観覧料 一般:1000円 高校生・大学生・静岡市内70歳以上:700円 小学生・中学生:250円 静岡市内在住・通学の小学生・中学生:無料 未就学児:無料

※基本展示もあわせてご覧いただけます。 ※20人以上は団体料金あり。 ※障害者手帳の提示で介助者1人まで無料。 ※「一般」以外の方は身分証明証等をご提示ください。

静岡市歴史博物館
ホームページはコチラ

引用元:https://scmh.jp/special_exhibition/20240427.html

しずれきガイドツアー「6月」 静岡市歴史博物館

しずれきガイドツアーは、静岡市の歴史をめぐるガイド付きの探訪ウオークです。(要予約・申込順)静岡市歴史博物館を出発して、ガイドの説明を聞きながら街歩きを楽しめます。毎週土曜・日曜及び祝・休日の開館日に開催しています。静岡の歴史探求の入門編として、ぜひご活用ください!
静岡市歴史博物館
イベント名 しずれきガイドツアー6月(要予約)
開催期間 2024年6月1日~30日までの毎週土曜、日曜
時間 午前の部 9:50集合 午後の部 13:20集合 ※各コースとも約90分絵程度です
集合 静岡市歴史博物館 1階 インフォメーションデスク周辺
料金 無料
対象 どなたでも 各15人※2~3km程度のまちあるきに困難のない方、または困難のない服装
申込方法 5/1(水)9:00~電話で、静岡市歴史博物館(054-204-1005)まで(申込順)
日程 午前の部 午後の部
6月1日(土) ①家康の城「駿府城コース」 ③山科言継が見た‼ 今川氏と駿府コース
6月2日(日) ④町人のまち、駿府九十六ヶ町コース ②家康と駿府コース
6月8日(土) ⑤大政奉還、徳川と静岡の絆コース ①家康の城「駿府城」コース
6月9日(日) ③山科言継が見た‼ 今川氏と駿府コース ⑤大政奉還、徳川と静岡の絆コース
6月15日(土) ④町人のまち、駿府九十六ヶ町コース ②家康と駿府コース
6月16日(日) ⑤大政奉還、徳川と静岡の絆コース ③山科言継が見た‼ 今川氏と駿府コース
6月22日(土) ②家康と駿府コース ⑤大政奉還、徳川と静岡の絆コース
6月23日(日) ①家康の城「駿府城」コース ④町人のまち、駿府九十六ヶ町コース
6月29日(土) ③山科言継が見た‼ 今川氏と駿府コース ④町人のまち、駿府九十六ヶ町コース
6月30日(日) ②家康と駿府コース ①家康の城「駿府城」コース

①家康の城「駿府城」コース 大御所 徳川家康の拠点として天下普請で築かれた駿府城をじっくりと探訪します。 近年発掘された江戸城を凌ぐ規模の天守台跡や、復元された櫓、門などを巡り、その実戦的な構造から、武将としての家康の人生と当時の威光を想像してみましょう。 行程約2km。静岡市歴史博物館から出発、駿府城公園内 徳川家康像前で解散。 【おもな立ち寄りスポット】駿府城公園 東御門・巽櫓、天守台跡、徳川家康像、ほか

②家康と駿府コース 徳川家康が整備した駿府の城下町は、江戸時代を通じて幕府直轄領として栄え、明治初期には再び徳川家が藩主に任じられて、江戸から移り住んだ優秀な人材が町の近代的発展に足跡を残しました。 駿府城の西側、かつての武家屋敷があった一帯をたどり、徳川家ゆかりの人物などをご紹介していくコースです。 行程約2.3㎞。静岡市歴史博物館から出発、静岡浅間神社で解散。 【おもな立ち寄りスポット】浅間通り、山田長政像、静岡浅間神社、ほか

③山科言継が見た‼ 今川氏と駿府コース 今川義元の縁戚にあたる公家、山科言継が記した『言継卿記』の記述をひも解きながら、徳川家康を育んだ今川氏と、戦国時代の駿府の繁栄ぶりに想像を広げるコースです。 行程約1.8㎞。静岡市歴史博物館から出発、静岡浅間神社で解散。 【おもな立ち寄りスポット】四足御門跡、浅間通り、静岡浅間神社、ほか

④町人のまち、駿府九十六ヶ町コース 大御所 徳川家康が整備した「駿府九十六ヶ町」をイメージしながら、かつての城下町の中心エリアをめぐります。城下の町人たちの暮らしに思いをはせるコースです。 行程約2.3㎞。静岡市歴史博物館から出発、札ノ辻(静岡伊勢丹前)付近で解散。 【おもな立ち寄りスポット】駿府町奉行所跡、呉服町、別雷神社、ほか

⑤大政奉還、徳川と静岡の絆コース 静岡は、大御所 徳川家康の時代だけでなく、明治の黎明期にも新たな国づくりの舞台となっていました。 幕末から明治にかけて活躍した人物たちの足跡をたどりながら、徳川家と駿府の深い絆を感じていただくコースです。 行程約2.1㎞。静岡市歴史博物館から出発、静岡市役所付近で解散。 【おもな立ち寄りスポット】西郷隆盛・山岡鉄舟会見の地記念碑、宝台院、教覚寺、ほか

※荒天の場合など、急遽中止とさせていただく場合もございます。 ※有料施設への入場はありません。 ※立ち寄り先の都合によりルートを変更する場合があります。

静岡市歴史博物館
ホームページはコチラ

引用元:https://scmh.jp/event/guidetour2406.html

葵舟乗り場へのアクセス

駿府城の遊覧船 葵舟 乗り場
JR静岡駅 徒歩15分バス 約15分(北口10番のりば)
静岡鉄道 新静岡駅 徒歩12分バス 約11分(新静岡駅バスターミナル3番のりば)

静岡駅周辺の散策にはシェアサイクル(PULCLE パルクル)がおすすめ

「レンタカーを借りるのはちょっと面倒…」「バスや電車の丁度良い時間がない…」「街中を散策しながら観光したい!」そんな方におすすめなのがシェアサイクル PULCLE(パルクル)です。

PULCLE(パルクル)は静岡市を中心にシェアサイクリングが利用できるサービスです。サービスの詳細は下記のPULCLE(パルクル)公式ホームページよりご確認いただけます。

PULCLE
ホームページはコチラ

駿府城と城下町

徳川家康は、1585年(天正13年 約400年前)天下統一と新しい世の中をつくるという夢の実現ため、駿府城を築城しました。城は三重のお堀に囲まれ、駿府城を中心とした城下町に安倍川の伏流水を水源とする用水路が張りめぐらされ駿府用水として城下のすみずみまで供給されました。

駿府城と静岡の街並み空撮 ※現代の駿府城と静岡の街並み

この駿府用水は、飲料水としてではなく、城下町の浄化や防火に使われていました。また、上流エリアには寺院や上流武士の武家屋敷などを配置し、下流エリアには水を汚してしまう職業の集団や、農業用地を配置することで、防衛力を強化するだけでなく悪水による公害を防ぐ考えがありました。

駿府城跡地として駿府城公園となった現在でも、豊かな水をたたえたお堀が残されており、貴重な歴史資源として多くの人に親しまれています。

引用元:https://shizutan.jp/river/goyousui/

駿府城の現在

外堀

静岡県庁 静岡市歴史博物館 静岡市市民文化会館 静岡の街並み 静岡の街並み

駿府城はもともと三重のお堀に囲まれていました。一番外側のお堀の周辺には静岡県庁・静岡市歴史博物館・静岡市民文化会館など主に公共施設があります。

中堀

駿府城の遊覧船 葵舟 坤櫓(ひつじさるやぐら) 駿府城の遊覧船 葵舟 巽櫓(たつみやぐら) 駿府城の遊覧船 葵舟 東御門 静岡の街並み

中堀で葵舟を運航しています。また、このお堀の内側は駿府城公園として一般開放されております、さまざまなイベントを行ったり、天守閣の発掘調査を行っています。

駿府城公園内

杉山彦三郎翁像 増田茂翁像 二ノ丸水路 徳川家康像

駿府城公園内に、「本丸堀」と呼ばれる一番内側のお堀があります。このお堀から「二ノ丸堀」と呼ばれる真ん中のお堀までをつないでいる「二ノ丸水路」や、晩年の家康像、家康手植えのみかんの木など、見所たっぷりです。

静岡の歴史を紐解こう

本記事を最後までご覧いただきましてありがとうございます。静岡観光をご計画中の方、歴史にご興味のある方、この機会に葵舟の乗船をご検討してみてはいかがでしょうか。